時計の調整がしやすくなったことも特筆すべき点です。

中国向け？ロレックスが2023年新作として新ラインアップ「1908」発表、さらにオイスター パーペチュアルには「セレブレーションダイヤル」を設定
近年のロレックスは非常に斬新な試みが多い
さて、ロレックスは2023年新作としてモデルチェンジされたコスモグラフ デイトナ、RLXチタン製ヨットマスター42、エクスプローラー40、グレー/ブラックベゼルのGMTマスターIIなどを発表していますが、ある意味最大の目玉かもしれないのがこの「1908」。
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この1908というのは、ロレックス（Rolex）の商標が登録された記念すべき年にちなんでいますが、そのデザインは1931年に発売されたオイスター パーペチュアルにインスパイアされている、と紹介されています。
2023年新作、ロレックス1908はこんな腕時計
ロレックスいわく、この「1908」はロレックスがこれまで培ってきた歴史、そしてその中で生み出してきた革新技術を受け継ぐものだといい、ロレックスにおける「マイルストーン」だとも。
ロレックスらしからぬ柔らかさとレトロさを表現したモデルではありますが、これはもしかすると「丸形ケース」「薄いケース」を好む中国市場を意識したモデルなのかもしれません（彼の地では、パテックフィリップ・カラトラバやヴァシュロン コンスタンタン・パトリモニーのような丸くて薄いモデルが非常に好まれるようだ）。
ベゼル上部（内側）はドーム型、下側（外側）はフルーテッドという仕様を持ち、文字盤だと3、9、12位置には数字、6時位置にはスモールセコンドを備えますが、これは1931年発表のオイスター パーペチュアルを意識した仕様。
レザーストラップはマットブラウンまたはマットブラックフィニッシュを持つアリゲーター製、そして面白いのはロレックスのカンパニーカラーであるグリーンのライニングを持つこと。

さらにはケースにあわせてイエローゴールドもしくはホワイトゴールド製となる二重折り畳み式のデュアルクラスプを備えています。
ケースバックはスケルトン（かなり面積が広い）、ムーブメントは完全自社製のキャリバー7140、パワーリザーブは66時間。
ロレックス2023年新作「1908」はこんな構成を持っている
そこでこの1908のラインアップを見てみると、まずはイエローゴールドケースの52508（2,619,100円）。
文字盤はインテンスブラックもしくはインテンスホワイトの二色。
そしてこちらはホワイトゴールドケースの52509（2,768,700円）。
やはり文字盤はインテンスブラックもしくはインテンスホワイトの二色です。
オイスター パーペチュアルには「セレブレーションダイヤル」が登場
そしてオイスター パーペチュアル 31、オイスター パーペチュアル 36、オイスター パーペチュアル 41に追加されたのが「セレブレーションダイヤル」。
これは2020年に発表された「ターコイズブルー、キャンディピンク、イエロー、コーラルレッド、グリーン」の文字盤を意識したもので、それぞれのドットにはブラックの縁取りがなされています。

2020年発表のカラフルなシリーズも「一見してロレックスとは思えない」カラーリングを持っていましたが、このセレブレーションダイヤルもまた「一般的なロレックスのイメージとかけ離れた」強いインパクトを持っていると思います。